桐箱+ウレタン 茶香炉用

桐箱+ウレタン 茶香炉用
桐箱+ウレタン 茶香炉用を製作いたしました。


桐箱とウレタン

ブランド物の茶香炉を入れるための
桐箱とウレタン作成のご要望をいただきました。


下記今回の事例の流れです。

(1)中に入るサンプル(茶香炉)を送付いただく

お客様からサンプルを送ってもらい
合わせてサイズ、形状、ご予算など大まかな内容を確認


(2)お話を元にウレタンの抜き加工イメージをご用意

桐箱とウレタン

中身の高さが違うものでしたので
片方には底上げ用のウレタンパーツを使用し
高さを揃えます。


(3)ロゴなどある程度の仕様を決定


【焼印について】

桐箱というと焼印のイメージが強いですが
個体差が生じたり色の濃さが安定せず
見栄えはあまりよくありません。

シルク印刷での対応が基本となります。

焼印とシルク印刷




(4)お見積もり提出


お見積りは試作1セットと量産50セット、100セットにて
出させていただきました。

(5)試作品制作


試作時に作成した版と型は
変更がない限り、量産時にそのまま使用できます。

※試作用には最小面数で初期費用を抑えて作成しますので
量産時に追加の面数代はかかることがございます。

かぶせ式桐箱


(6)試作品ご確認、調整

納品した試作品をご確認いただき
変更がある際はそのように対応いたします。

今回の場合、桐箱の形状を「かぶせ式」から「印籠式」に変更し、
箱の縦横に対してロゴの向きを変えました。

印籠式は工程数が増え価格があがりますので
再度お見積もりを提出し、改めて試作をさせていただきました。


印籠式桐箱

印籠式桐箱

印籠式桐箱


(7)量産

再度の試作を経た後、OKをいただいた上
量産・納品させていただきました。
今回余裕をもってご依頼をいただき
6月から打ち合わせを進め10月に納品、約4ヶ月のやり取りとなりました。





【桐箱について】

桐には防虫・防腐・調湿効果があり
性質的に湿気から中の収納物を守ってくれる素晴らしい材料です。
ただその反面、湿気を吸うと赤みが出たり
直射日光に当たると黒く焼けてしまいます。

これは天然の桐材が持つ特性なので
その様な現象が出る可能性がございます。

また木の性質上、0.5mmほどのサイズ誤差が生じることもございます。



【作成内容】

「茶香炉用ウレタン+シルク印刷入桐箱」50セット

■ウレタン #30・黒
(1)天地:178×168×15mm 100個
(2)抜き:178×168×138mm (2箇所抜 138×32,87×76mm)50個
(3)底上:87×76×48mm 50個

■シルク印刷入印籠式桐箱 50個
サイズ:179×169×身162・立ち上がり7mm(内寸)フタ20mm程
シルク印刷:天板左下1箇所に2色



★お見積もり、作成依頼などありましたら
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ




その他作成事例に戻る

トップページに戻る